社会福祉士に合格しました。
社会福祉士とは、福祉全体の知識を網羅する福祉のスペシャリストです。
社会福祉士が活躍する場は多岐に渡ります。
高齢者、障害者、児童、母子、病院、刑務所等々。
基本的には社会で自立を求められている人達と繋がり、福祉の法律、地域での連携をもとに活躍しています。
社会福祉士を受験しようとおもったきっかけは、幼い子頃に読んだ「ぬいぐるみを檻に入れられて」という本でした。
この本は虐待をされた男の子が主人公で、おぞましい体験談が記されています。
本来は愛情を注いでくれる親から、酷い虐待を受けている子供たちがこの世にいることを知り、当時の私は激しく心を痛めました。
と、同時に、傷ついた子供たちを助けたい、守りたいという気持ちが芽生えました。
高校を卒業後、福祉系の大学に進み、社会福祉士の受験資格を得ました。
大学にて行われる受験対策講座を受講し、実費で予備校で行われる短期講座も受講しました。
私は基本的に過去問をとき、解説を読み、わからない単語や制度があれば納得するまで大学の教授や講師に聞きました。
また、自分がどうしても苦手な科目や、つまずいてしまう問題は一冊ノートをつくり、自分の苦手専用ノートを作成し、電車の移動時間や入浴中に眺めていました。
また、午前中は、前日の午後にといた問題をもう一度ときなおし、午後は新たな科目をとくことで、午前中は前日の復習も兼ねていました。
復習をしても、覚えられないものは、苦手ノートに記入して、空き時間にさらに復習という形をとっていました。
勉強時間ですが、私は勉強していないと気が休まらない性格なので、トイレと、ご飯、入浴以外はずっと勉強していました。
朝は5時に起きて、前日の復習をしました。朝リフレッシュな頭で復習もできたので、良かったです。夜は23時には必ず寝ていました。
最後になりますが、やればやっただけ結果はついてきます。あそこまで勉強したんだから、落ちたら縁がなかっただけと思えるだけ向き合えたなら必ず受かります。
今後は、社会福祉士の資格を活かしてスクールソーシャルワーカーとして仕事がしたいと考えています。
子どもと関わる仕事はたくさんありますが、自分の能力を活かして、直接的に子どもと接することができるやりがいのある仕事がしたいと考えていたのが理由です。
ちなみに、子どもと関わる仕事として、社会福祉士の資格が活かせるスクールソーシャルワーカーと似ているスクールカウンセラーというのがありますが、内容はかなり違っています。
スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの違いや、子どもに関われる仕事・職業の一覧はこちらが参考になります。